脳動脈瘤
脳動脈瘤
脳動脈瘤とは
脳動脈瘤とは、先天的に弱い血管壁の一部に対して血圧によって圧力がかかって、瘤(こぶ)状に変化したものです。数ミリの小さいものから数センチの大きなものまでさまざま。クモ膜下に存在することが多いので、クモ膜下出血の原因となります。血管壁の弱い部分は、血管を構成する中膜が無い部分です。遺伝するとも考えられていて、家族で脳動脈瘤の人がいれば発症確率が高いと言われています。
脳動脈瘤の症状
多くの場合は症状はありませんが、破裂したときに「激しい頭痛」や「吐き気」「嘔吐」などがあり、意識や感覚がなくなることもあります。脳動脈瘤ができる場所によっては、破裂しなくても症状がでます。この場合は、「視野が狭くなる」「喋りにくくなる」「手足の動きがおかしくなる」「物事を記憶することが難しくなる」などの症状が起こります。
脳動脈瘤は、100人に2人がクモ膜下出血を起こすと報告されています。つまり、脳動脈瘤が発見されても破裂する可能性は約2%ということになります。複数の脳動脈瘤が見つかっても、破裂するものと破裂しないものを判断するのは難しく、いつ破裂するかも判断は難しいとされています。
脳動脈瘤の発生
脳動脈瘤は、加齢とともに出来やすい傾向があり、おおよそ35歳~60歳ぐらいの方にできるとされています。特に、50歳を過ぎたら要注意です。男女比は「男性2」に対して「女性3」と、女性にできやすいとされています。脳動脈瘤の予防
脳動脈瘤が破れる前に発見して治療しようとする「予防的診療」が脳ドックの一部として進められています。脳動脈瘤の予防法は、脳ドックということになります。
特に、35歳以上の女性なら、脳ドックを受診して未破裂脳動脈瘤の発見と破裂予防に心がけたいものです。もちろん、男性も脳ドックを受診することが脳動脈瘤の破裂予防やクモ膜下出血の予防につながります。
Page:
1