脳ドックは、脳の人間ドック。健康診断では見つからない脳の病気の予防や改善に役立ち、あなたの命を守ります。

MRI検査とMRA検査とCT検査

MRI検査とMRA検査とCT検査

脳ドックで用いられる検査には、主にMRI・MRA・CTがあります。MRIとMRAのセットかCTのどちらかで検査を実施します。

MRI検査

MRIとは、magnetic resonance imagingの略で、核磁気共鳴画像法(かくじききょうめいがぞうほう)と和訳されます。体を輪切りにしたような画像を作ることができる方法です。頭部を輪切りにした画像から、脳梗塞などの疾患の有無や脳腫瘍の大きさまで判別することが可能です。

体を横にして、機械の中に頭や体を入れて画像を作りますが、機械内部が狭いことがデメリット。閉所恐怖症の方だと、耐えられないこともあります。また、画像作成に時間がかかるのも難点で、CTの30秒ほどに対してMRIは画像枚数にもよりますが20分~30分かかります。

反面、CTのように放射能被ばくが無く、造影剤を使わないため安全性が高いのがメリットです。現在、MRIによる脳ドックを行う医療機関が増えてきています。

MRA検査

MRAは、Magnetic Resonance Angiographyの略で、磁気共鳴血管撮影(じききょうめいけっかんさつえい)と和訳される、MRIの一種です。 脳ドックでは、脳の状況のほか脳血管の健康状況もチェックする必要があり、「CT+造影剤」の代わりにMRAで検査を行います。

MRAでは、脳動脈硬化の進み具合や血管内部が狭くなっているかなど調べることができます。

CT検査

CTも、MRIと同じく体を輪切りにした画像を写し出す検査です。MRIとの大きな違いは、エックス線の利用です。MRIはエックス線を使いませんが、CTではエックス線を使って画像を作るため、人体に影響の無い程度の被ばくがあります。

CTのメリットは、何と言っても撮影時間の短さです。数十秒で終わる撮影は、MRIの比ではありません。しかも、狭い機械に入らなくていいので閉所恐怖症の方にはCTの方が向いていると言えるでしょう。その反面、少量の被爆と造影剤を利用するデメリットがあり、安全性はMRIよりも劣るとされています。

今では、MRIで脳ドックを行う医療機関が増えてきました。しかし、閉所恐怖症でMRIに不安を感じたりMRI検査を途中で断念した場合には、CTで検査を行うこともあります。

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